“Group2 ⅱ” recommend comment

recommend comment for “Group2 ⅱ”

岡村詩野(音楽評論家/TURN編集長)

ポスト・ロックやシンセ・ポップの世界に時空を超えてグランドマスター・フラッシュとジョージ・クリントンとが引っ張り込まれてあたふたしているような。そして、そんな彼らに「こういうリベラルな音楽制作の突破口を開いてくれたのはあなたがたなんですけどね」とサラっと笑顔で切り返しているような、そんなアルバムだ。

======

柴崎祐二(音楽ディレクター/ライター)

様々な音楽が難なく聴けてしまう時代において、それでもなお自分たちの音楽を奏でること。
そのためには、かたや「自分たちの音楽」を鳴らすための精密な取捨選択、こなた一層の豪胆さ、その両方が求められているように思う。

Group2は、その2つを挟んである空間そのものの幅、奥行き、空気と戯れるように(しかし懸命に)音楽を奏でている。
ひんやりとしつつもどこか恥じらいを含んだような人肌のアンサンブルは、その奥ゆかしげな様子を内側から溶かすように、実は熱く、真っ直ぐでもあるようだ。

======

柴田聡子

アルバム発売おめでとうございます!この世の中で一番くらいに嬉しいことですよね。
からだに気をつけて、お互いがんばっていきましょう!

======

鳥居真道(トリプルファイヤー)

力の抜け方が良い感じ、と思う一方で、アレンジにおける様々な創意工夫、ギミックへのこだわりにGroup2の音楽家としての気合を見ました。そうしたトラックに溶け込みながら、積極と消極のあわいでゆらゆらしている山口さんの歌唱にぐっときました。

======

ermhoi

すごいバランスでクセになる音楽です。
大好きファニーミュージックです。
早く、あの日の煙たいライブハウスで飛び跳ねたりフラフラしながら聴きたいです。

======

MICO(SHE IS SUMMER)

ゲーム音楽にも通じそうなファニーでコミカルなフレーズに耳を取られてじっくり聴くと、本格的なバンドサウンドに心奪われて、気づけばチルでサイケな世界にダイブさせられてる!?そんな、グルツーだけの魅力たっぷりに、今回のアルバムは、夕暮れのような懐かしさがプラスされて、まるで不思議な架空のヒップな街に冒険に出かけたような気分になる。

予定のない休日に、好きな服着て、バルコニーで吸わないタバコを咥えたら、ちょっと気合の入ったスピーカーでグルツー流して、知らない街の気怠い女の子になったつもりになって踊りたい!

======

橋本薫(Helsinki Lambda Club)

俺の友達でGroup2っていうバンドがいるんだけど、皆は知ってる?現在am4:00。フウカが言うところの朝が来るチュンチュンってやつ。ただでさえ最近全然眠れなくてマズってるところに、奴らからやべーブツが届いちゃったせいでますます寝れないのなんのって。仕方なく起きてタイプライターでカタカタやってるってワケ。
俺はさ、ただカッコいいだけの音楽って全然信用してなくて。お前それただオンナの尻追っかけるために上辺ナゾってカッコつけてるだけなんじゃないのってね(それもそれで楽しいんだけどさ(笑))。その点Group2は今回もちゃんと気持ち悪いんだナ。毒をもって毒を制すっつうか、心を制すって感じ?言いたいことも言えないこんな世の中なのにちゃんとPOISON仕込んでるわけよ。その気持ち悪さがあるから、チャン石井のパスっとしたビートやしんチャンの憂いのあるベースラインが解毒剤的に活きてくるンだな(気持ち悪さの要因の多くはクマタイのギターリフや音色とフウカの歌詞にあるんじゃねえの?)。ちょっとけなしたみたいに聞こえるかもしれないけど、俺はこいつらのこと大好きなンだよね。楽器が全部美味しく有機的に絡み合ってるし、麻布のイタ飯屋でもなかなかこんなうめーもんお目にかかれねえっつうの(笑)。
ともあれ、グルツーがこんな最高のアルバムを出してくれて本当に嬉しく思うよ。俺も曲がりなりにもバンドでメシ食ってる身としては、湾岸線攻めてばっかいないで負けない曲作んなきゃなって思ったよ。
最後に、俺はInternetって曲がスゲー好きだったね。Internetだなんて、やっぱグルツーは時代の先を行ってるよ。皆も乗り遅れんなヨ!!

======

近藤大彗(No Buses)

奇妙だけど気持ちいいGroup2ぽさを今回もすごく感じて、何度も聴ける作品でした!
細部のこだわりも感じる上に一聴した時のパンチも持った曲が沢山あって聴いてて楽しかったです!!
いつもかっこいいです!是非に!!

======

沼澤成毅(ODOLA)

畳み掛けるグルーヴの変化球。驚きと癒しのサウンドに溢れた、珠玉の一枚です!

======

akatsuka(South Penguin)

一筋縄に行かない楽曲に浮かび上がる数々のクエスチョンに気を取られ、トイレ休憩を挟むことなくアルバム通して聴いてしまいました。
そのトイレの近さから「頻尿界のウサイン」の名をほしいままにしている俺。
そんな俺に休憩する隙を与えないとは大したものです。
ハルンケア、ユリナールの地位を脅かす作品がここに爆誕しました。
爆誕したのはルギア以来、史上2度目と聞いております。